Barbarian On The Groove - Official Web Site

"7th Dimension"
セブンス・ディメンション

「多次元的思考の行き着く先はつまり」

自分の道を行け。

てことになるのではないかと。
究極は自分の道を行くしかない。
ソーシャルな生き物として
人間関係をどう上手くこなすかというような
副次的な話とは全く別の次元の話で。

様々な次元から見る世界は
同じものでも違って見えるばかりでなく、
実際に違うものになる事すらあるのかもしれない…。
そんなことを考えながらアルバムを作り始めました。

普段は曲順とか流れとか、
流麗にいくようにもしくはあえてたがえてみたり。
要するにとてもあれこれ考えます。

で、今回はいつもよりも「多面」の「違い」を
確かめるようなデコボコしたアルバムにしよう！
と思った筈のですが、完成版を聞いてみると
意外に流れ良くまとまって聞こえたりもして。
いやはや、音楽というのはいつまでたっても
謎に満ちているものですねぇ…。

とはいえ根源的なテーマはいつも同じです（笑）。
我々を取り巻く世界っていったいなんなのさ。
それを紐解くためのサウンドトラック。
これに尽きます。

そんな終わりなき探求の旅に
今回も同行してくれた魅力的な歌い手さん達には
感謝の言葉もありません。

そしてもう一人。
今回は自分にとってめちゃくちゃスペシャルな
御仁が参加してくれました。
BOGオリジナルメンバーのbassyです。

心の中でずーっと欠けていた何かを
あっさりと埋めてくれました。
いやー、参った。

でもきっと私の心だけじゃなくて、
長く一緒に旅を続けてくれている
リスナーの皆さんの心の隙間も埋めてくれる筈。
「でかしたぞ！ワイト！」という
bassyファンの声がもう聞こえてます（幻聴）。
いいんですよ、もっと褒めても。

相変わらずの楽曲の素晴らしさもさることながら
何年ぶりかの共作が本当に楽しかった。
またこんな気持ちになれたことが
本当に嬉しいです。

この辺の経緯的な話はいずれ
オフィシャルブログにでも書こうかなと思います。


今回のタイトル「7th Dimension」（7次元）は
「大いなる俯瞰」（もしくは多次元的思考）というイメージで
考えていたんですが、

一聴すると暗いけど何故か希望を感じる…とか
パッと聞くと明るいけどなんか切ない…とか
激しい曲なのにどこか優しい…とか。

そんなイメージを散りばめた
アルバムに出来たかなと。
今作は後にマイルストーンになりそうな
雰囲気全開です。
あくまで個人的に、ですが。

いつもと違う事（シングルリリース）をすると
いつもとは違ったところに着地するものなんですね。

これだから人生（音楽）は面白いなぁ。

2015/08/09
Barbarian On The Groove
（Wight）